競艇初心者の皆さん、競艇予想のベテランはそれぞれ長い経験と技術を積み重ねる他にも本などを使って競艇予想を勉強していることをご存じですか?
実際に本屋に行くと競艇に関する本は多く、内容も種類豊富。しかし、たくさん勉強しても的中させることが難しいのが競艇の世界。それでも勉強することで的中率を上げることは可能です。
一見予想には役に立たなさそうと感じますが、実は競艇を勉強するには本が最適と言われています。
そこで今回の記事では、
- 書籍では何を学べるのか?
- おすすめの本3冊
- おすすめできない本3冊
など、「書籍で学ぶ負けない競艇」を解説していきます!
書籍では何を学べるのか?
1,500円ほどで、プロの予想屋などの情報を得られるコスパ最高の書籍。実際、書籍では何を学ぶことができるのでしょうか。
それは予想に必要な要素をバランス良く考え、予想ができるようになるコツ。
書籍では「選手の特徴」「競艇場の特徴」「その日の直前情報(風・波・選手の調子)」などが、細かく解説されています。
本には予想に必要な情報が1冊に集約されているので、情報の分散が起きず、満遍なく知識を蓄えることが可能なんです。
さらに、本を読むことで他の人の知識、情報の取得方法などを学ぶことができますよ。
競艇を勉強するための本を選ぶポイントは?
実際に本屋に行くと、競艇に関する書籍がたくさん売られています。特に初心者が競艇予想の勉強をするためには、どのような本を選んだら良いのでしょうか? 選ぶポイントを3つご紹介します。
- ルールをしっかり解説してくれる本を選ぼう
- 本の発売年を確認しよう
- 情報に信頼が持てるか確かめよう
ポイント①:ルールもしっかり解説している本を選ぼう
1つ目のポイントは、競艇のルールについてもしっかりと解説している本を選ぶことです。
競艇の予想スキルは、舟券を予想し買い続けるだけでは上達しません。スキル向上にはまず基礎であるルールをしっかり理解することが大切です。
知識と判断材料を集め、根拠をきちんと説明できないと競艇は予想が難しいと考えましょう。
予想する際に、競艇予想サイトを使う方もいると思いますが、競艇サイトはたとえ無料でも、ある程度知識を持っている方向けに作られていることも多いので、最初は使いづらいです。
ポイント②:本の発売年を確認する
次に、購入する際は本の発売年などを確認しましょう。
情報量が多い書籍ですが、発売された年までで情報がストップしていますよね。
つまり、本に書かれていることすべてが最新の情報ではありません。
そのため、購入する際は本の発売年などを確認しましょう。なるべく最新情報に加えて、自分にとって分かりやすい本だと尚良しです。
もちろん、発売から10年ほど経過した書籍からでも学べることは多いです。参考にする際に古くても分かりやすいならば1冊持っておき、最新本と照らし合わせながら勉強しても良いですね。
ポイント③:情報に信頼が持てるか確認する
最後に、本の内容に信頼が持てるか確認しましょう。
基本的に出版されている本は、元ボートレーサーや元競艇新聞記者など、しっかりと知識や経験のある人物や団体が執筆しています。
しかし、時には競艇ファンが執筆した個人的な内容の本や的外れな内容の本が売られていることもあります。
そのため、情報に信頼を起きやすい出版社名や著者名などを確認することをおすすめします。
競艇を勉強するためにおすすめの本3冊はコレ!
競艇初心者が覚えておきたい、競艇の基本からデータ分析の方法までわかりやすく説明されている本を紹介します。
- 『舟券を獲る最強の教科書』
- 『ボートレース24場完全攻略ガイド-全国ボートレース勝ち歩き-』
- 『競艇選手 心理の読み方』
おすすめ本①:『舟券を獲る最強の教科書』
「マンスリーBOATRACE」のライター・桧村賢一さんが執筆した、競艇のトレンドを集約した1冊が『舟券を獲る最強の教科書』。
2018年9月に発売され、比較的新しい本です。書籍では、ボートレースで勝つための最新舟券作戦や全24レース場のポイントなどが紹介されています。
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おすすめ本②:『ボートレース24場完全攻略ガイド-全国ボートレース勝ち歩き-』
『舟券を獲る最強の教科書』と同じく、桧村賢一さんが執筆した2011年の著書。
全国24ヶ所の競艇場の特徴を、細かく掲載しています。競艇場と選手の相性まで書かれているので、予想の際に役立ちます。
レース展開は、競艇場の水面の広さや干満の差で大きく変わることもしばしば。競艇場に関しては、多くの知識を身につけた方が良いのでおすすめです。
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おすすめ本③:『競艇選手心理の読み方 名人・善さんの競艇人生と歴戦の体験から読み解く舟券』
2006年に発売された元ボートレーサー・中道善博さんの著書。
元ボートレーサーだからこそ語ることができる選手心理の深層など、予想には大切な「選手のコンディション」や舟券購入の際に役立つ情報が掲載されています。
中道さんの「SG8Vの偉業秘話」も掲載されているので、競艇ファンにはたまらない1冊です。
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おすすめできない本もある!
数多く出版されている競艇を勉強する本。しかし、中にはあまり参考にならない書籍も存在します。ここでは、参考にしない方が良い書籍を2冊ご紹介します。
- 『競艇の軸ここが違うプロの目 どんな選手にも必ず死角がある』
- 『伊沢ハチロー驚異の舟券1点勝負―誰にでも簡単にできる厳選投資法』
おすすめできない本①:『競艇の軸ここが違うプロの目 どんな選手にも必ず死角がある』
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2011年1月に発売された「月刊ダービー」で編集長をしていた松長彰さんの著書。
レビューを見ると、「舟券の狙いどころを知りたいと思って買うのはやめた方が良い」、「期待して購入しましたが、配当に関してのうんちくばかりで肝心のレースに関する内容がスカスカ」など厳しい意見が記載されていました。
おすすめできない本②:『伊沢ハチロー驚異の舟券1点勝負―誰にでも簡単にできる厳選投資法』
2004年に発売された競艇のソフト開発などを行なっている、伊沢ハチローさんの著書。
レビューを見ると、「序盤のコンピュータを使ったデータ分析の過程は読み物としては悪くないと思います。が、その後にたどり着いた必勝法というのがオカルト的なもので驚きました。数学に詳しい人がこの本を読めば失笑してしまうかもしれません。」
「舟券をどうやって当てるかの記述はほんの少しです。正しい資金計画と統計・確率を重視した賭け方で、ギャンブルを投資にする方法が書かれています。」など、辛口コメントが見られました。
まとめ:書籍で勉強し、知識を増やす習慣を身に付けよう
今回は、競艇初心者の方へ向けて、書籍で学べることから予想が上達するために勉強できるおすすめ書籍3冊をご紹介しました。
〜おすすめ書籍3冊まとめ〜
- 『舟券を獲る最強の教科書』
- 『ボートレース24場完全攻略ガイド-全国ボートレース勝ち歩き-』
- 『競艇選手心理の読み方 名人・善さんの競艇人生と歴戦の体験から読み解く舟券』
〜おすすめできない書籍2冊まとめ〜
- 『競艇の軸ここが違うプロの目 どんな選手にも必ず死角がある』
- 『伊沢ハチロー驚異の舟券1点勝負―誰にでも簡単にできる厳選投資法』
本には自分のペースで、空いた時間に読めるメリットがあります。初心者のときにこそ勉強し知識を増やす習慣を身に付けることで、的中率が上がる競艇に一歩近づきますよ!